管理2子会社を統合PM強化し業容拡大へ 伊藤忠グループ

伊藤忠グループの伊藤忠アーバンコミュニティ(新納清栄社長)と伊藤忠コムネット(清水洋二社長)は、10月1日付で合併する。分散する不動産の管理事業を集約してきたグループ方針に沿った経営統合で、不動産のバリューアップをより重視した住宅・ビルなどの総合管理サービス企業として、業容拡大を加速するのが狙い。伊藤忠アーバンが存続会社となり、伊藤忠コムは解散する。合併後は、新納・伊藤忠アーバン社長が引き続き社長を務める。

 伊藤忠アーバンは、分譲マンション約6.5万戸の管理と、ビルのメンテナンスやプロパティマネジメントを手掛ける。一方の伊藤忠コムネットは、賃貸住宅、学生会館、マンスリーマンションの管理・運営など約7,000戸の管理実績がある。

 これら2社の統合で、賃貸オーナーの流動化、管理会社や管理費の見直し・減額、質、利回りなど効率経営重視といった、変化が激しく厳しい市場ニーズへの対応力を高める。また、スケールメリットを生かした情報システム強化による業務効率アップ、自前の24時間対応のコールセンターの広範囲な活用にも取り組む。