三井住友海上 増員など業務改善の実施状況報告 金融庁に

保険金の不払いなどが発覚し、金融庁から一部業務停止命令を受けた三井住友海上火災保険は21日、業務改善計画の実施状況を同庁に報告した。柱となる組織改編では、9月1日付で内部管理や苦情対応の担当部署に計100人を増員。保険金支払い業務を担当する「損害サービス部門」も年内をめどに200人超増やし、不払いの再発を防ぐ。
 同社は7月21日、再発防止策を盛り込んだ業務改善計画を公表。計画の進ちょく状況を毎月、同庁に報告することが義務づけられている。
 記者会見した江頭敏明社長は「組織や制度の新設・強化に主体を置いた」と説明。業務停止が経営に与える影響については「顧客の信頼を失い、厳しい結果になる」と述べ、07年3月期の業績の下方修正が必要になるとの見通しを示した。
 一方、同社は処分を受けた際に公表していた不払い件数について、さらに調査した結果、750件増えて計4万5219件になったと発表した。不払いはすべて保険の特約部分で発生。約200ある特約のうち4分の1にあたる56種類で、本来支払うべき保険金を契約者に支払っていないミスがあった。

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