岩機ダイカスト、宮城・宮の脇工場に脱脂・焼結一貫ラインを導入
岩機ダイカスト工業(宮城県山元町、齋藤吉雄社長)は、金属粉末射出成形(MIM)部品工場の宮の脇工場(宮城県山元町)に脱脂・焼結一貫の連続ラインを導入した。焼結工程の前にバッジ処理していた脱脂工程を連続ライン化して焼結ラインと一体化したもので、これによって生産性および品質の向上を図る。投資額は約1億円。
脱脂・焼結一貫の連続ラインは同工場内の既存建屋に導入した。L字型のレイアウトで、成形した部品を載せたセラミックス製トレーをコンベヤーで搬送、自動で脱脂・焼結する。温度管理がしやすく、品質が安定、外観の仕上がりも良いという。
同社は89年に高密度・高精度の3次元複雑形状部品に適したMIM部品「モルダロイ」の生産を開始。主として鉄系とステンレス系を素材に、医療関係(歯科用部材など)や事務機・電気機器・精密機器の部品を量産している。