沖電気工業は光通信用部品の組み立て・評価能力を増強する。長距離通信用部品では数億円を評価装置に投資。一方の短・中距離用部品は市場拡大を見込めるものの価格競争の激化が予想されるため、組み立ては中国および台湾に委託先を確保し、低コストの生産体制を整える。毎秒10ギガビットの高速通信機器市場での成長を目指し、最適生産体制の確立により競争力を強化する。06年度以降は事業売上高で20%以上の成長率を維持する方針だ。
沖電気工業の光通信部品事業はレーザーダイオードやレーザードライバーIC、受光素子、変調器モジュールなどの製造・販売を担当している。ガリウムヒ素(GaAs)やインジウムリン(InP)など半導体や光素子は八王子工場(東京都八王子市)で製造し、部品組み立てや性能評価は協力企業に外注している。
毎秒10ギガビット以上という高速通信の普及に伴い、対応する通信機器の需要が拡大している。