平沼産業、光触媒による有機物オンライン計測装置を開発

平沼産業(水戸市、平沼憲一社長)は光触媒による全有機炭素(TOC)のオンライン計測装置「TOC―3000」を業界で初めて開発した。9月に発売する。廃液の排出がなく、従来の燃焼法に比べメンテナンスも容易で、維持費は半分以下に抑えられるという。水のモニターや検査などが必要なメッキ工場、浄水場などを対象に、安全性と経済性の高さを売りに販売していく方針。

 酸化チタンを触媒にし、試料を酸化させて有機物を測定する。高価な試薬や高純度ガス、燃焼管の交換は不要になる。ガス源もいらず設置性にも優れている。

 測定にかかる時間は1分析当たり約8―10分。測定できる範囲は100ppbC―1000ppmC。価格は未定だが、従来品と同レベルの500万円台を見込んでいる。初年度20台の販売を目指す。

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