光和精鉱、溶融飛灰のリサイクル事業を本格化

光和精鉱(北九州市戸畑区、小寺八郎社長)は、本社工場内に新たな溶融飛灰のリサイクル処理設備を建設し、同事業を本格化する。投資額は約10億円。溶融炉から出る飛灰は化学的処理が難しく、埋め立て処理が一般的となっている。「飛灰をリサイクル処理するのは全国でも例がない」(小寺社長)としており、全国から飛灰を受け入れる。

 光和精鉱は07年4月の稼働を目指して、月間2700トンの処理能力を持つ飛灰処理設備を着工した。同社は2月、北九州市から「一般廃棄物処理施設設置許可」を得て、実証実験で利用してきた処理設備を既に稼働している。飛灰の処理能力は両施設を合わせると月間3200トンになる。

 リサイクル処理事業では飛灰に含まれる亜鉛、鉛、銅などの有用金属を回収する。飛灰はタンクローリーに収容し、大気中への飛散を防ぐ方法で処理施設に集める。

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