三菱重工業は21日、スウェーデンのリングハルス電力から、原子炉制御棒駆動装置一式を受注したと発表した。受注額は10億円程度で、納期は2008年5月。
受注したのは、同電力会社の加圧水型(PWR)原子力発電所4号機用のシステムで、原子炉の出力調整や緊急停止に用いられる。三菱重工は同原発の3号機でも、制御棒駆動装置を受注した実績がある。今回、複数の海外有力メーカーも入札に参加したが、過去の実績なども含め三菱重工が高く評価されたようだ。
欧米では原発の運転期間延長が認められ、制御棒駆動装置をはじめとする主要機器の取り換え需要が増加している。三菱重工や東芝など、日本のメーカーにとって、当面はこうした取り換え需要が“主戦場”になるとの見方もでている。