<金融庁>アコムにまた立ち入り検査 1月にも定例検査

金融庁は23日、消費者金融大手のアコムに対し、貸金業規制法に違反した貸し出しをしていた疑いがあるなどとして立ち入り検査に入った。同社には今年1月にも定例の検査を行っており、早期の再検査は異例。金融庁は消費者金融会社の法令順守態勢について検査を強化する方針を打ち出しており、違法行為があれば、厳しい行政処分を行う可能性がある。
 関係者によると、アコムについては、貸し出しの際に同法で義務付けられている利用客への契約書面を交付していなかったり、強引な勧誘で顧客の希望額より多額の貸し付けを行うなどの苦情が同庁に寄せられていた。
 金融庁は今年4月、違法な取り立てを行っていたとして大手のアイフルに対し全店の一部業務停止命令を出すなど、消費者金融への監視を強めている。一方で、貸付上限金利の引き下げや貸付額の制限など規制強化に向けた法改正作業も進めており、アコムの検査結果は法改正論議に影響を与えそうだ。
 アコムは単独ベースの貸付残高が1兆5962億円(06年3月期)で業界1位。三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)と資本・業務提携を結んでいる。

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