サントリー(大阪市北区)は22日、高級フルーツ専門店の銀座千疋屋(東京都中央区)と共同で、カクテルの新商品「銀座カクテル」を開発したと発表した。
銀座千疋屋でも人気のマスクメロンを使った「銀座カクテル〈メロン〉」と、インド産ファルフォンソ種のマンゴーを使った「銀座カクテル〈マンゴ〉」の2種類。メロンの芳醇(ほうじゆん)な香りやマンゴーのトロリとした食感を最大限に引き出した、従来にないカクテルとなっている。280ミリリットル缶入りで価格は209円。
サントリーは、ビールで「プレミアムモルツ」、ウイスキーがシングルモルトの「山崎」といったプレミアム市場向けの製品を投入し、低価格の発泡酒やウイスキーの市場と並行して、高品質で深い味わいを持ったアルコール類へのニーズに応える戦略を進めている。
低アルコール飲料はこれまで、安価なカクテルやチューハイを中心に展開してきたものの、バーなどで高級フルーツを使ったプレミアム・カクテルが人気となっていることから、こうしたニーズに対応するため、「銀座カクテル」を開発した。
パートナーとなった千疋屋は1894年創業の老舗フルーツ専門店。1834年の創業で、今も東京・日本橋に店を構える千疋屋総本店からのれん分けされる形で発足した。資本関係はない。
フルーツパーラーの開設、フルーツポンチの提供などを日本でいち早く手がけたのが銀座千疋屋。1931年には宮内庁御用達となるなど、高級フルーツの販売で業界をリードしている。