ツムラ、土浦工場で医療用漢方製剤の生産能力を1400トンに倍増
ツムラは主力の土浦工場(茨城県阿見町)で医療用漢方製剤の生産能力を倍増する。生薬の切栽から抽出、濃縮、乾燥に至る年産能力700トンの一貫ラインを1本増設し、07年1月をめどに既存設備と合わせ1400トン超に引き上げる。医療用漢方製剤の需要は数量で年率7%程度伸びている。同社は国内シェアの約8割を握る最大手として漢方製剤の安定した供給体制を率先的に構築し、漢方製剤への信頼感を高めるとともに事業基盤をより強固にする。
ツムラは総額38億円を投じて新ラインを建設した。秋以降の試運転を経て、順調にいけば07年1月にも商業運転に入る。その後、徐々に稼働率を上げていき07年度中にフル生産へ持っていく。
土浦工場は漢方製剤の中でも需要の多い30処方を大量生産する量産工場という位置付けで、既存ラインは年産700トン超の公称能力を常に上回る形で稼働中。