島津製作、シンガポール社とマーカー候補のたんぱく質10個発見
島津製作所は22日、アジェニカ・リサーチ(シンガポール)と共同で乳がんの診断、治療に役立つと見られるマーカー候補のたんぱく質10個を発見したと発表した。これらには乳がん治療薬「タモキシフェン」の効き目の現れ方や、病気の経過などに関する情報を得られる可能性を持つたんぱく質が含まれる。今後の分析で乳がんのメカニズム解明や診断薬の開発などへの発展が期待される。
共同研究では島津製作所のたんぱく質解析用質量分析装置や試料調整ロボット、試薬を使ってたんぱく質を解析。島津とアジェニカ・リサーチが共同開発した独自手法によりマーカー候補のたんぱく質を絞り込んだ。
今後、両者はマーカー候補たんぱく質をさらに評価するため、生物学的な評価の検討や臨床試験に向けた準備を進める。