三菱化学は24日、鹿島事業所(茨城県神栖市)のエチレンプラント1基(年産能力37万5000トン)を19日から一時停止していると発表した。同プラントの精製塔機器の保温材外面に製造プロセスの内容物らしきものが付着しているのが見付かったことから、付着原因の究明を進めるとともに同精製塔機器を修理するために運転を止めた。
エチレンの需給はタイトな状況が続いている。同社は他の石化コンビナートなどからエチレンを融通することで、顧客の操業に影響を与えない態勢を敷くとしている。
復旧にかかる日数について冨澤龍一社長は「3週間程度ではないか」と語った。プラント停止に伴う業績への影響は経常損益ベースで「15億-20億円になるだろう」との見通しを示した。