仏プラント大手、アルストム(パリ)は24日までに、米電力会社、カンザスシティーパワーアンドライトから石炭火力発電所建設を受注した。受注額は7億1600万ドル(約816億2400万円)。
ブルームバーグなどによるとアルストムは、850メガワットの発電所と空調機をミズーリ州に建設。2010年に68万世帯に電力を供給する。
アルストムは2月に、独電力大手RWE向け発電所建設を5億7900万ドル(約660億600万円)で受注したのをはじめ、オーストラリアのCLPホールディングスと英セントリカ向け発電所もそれぞれ年内に建設する。
アルストムは一時経営不振が続き、3年間にわたり資産売却を進めてきた。すでに送電網と造船業からの撤退を決めている。今年6月にはパトリック・クロン会長兼最高経営責任者(CEO)は「グループとしてはわれわれはより攻めの姿勢に転じようとしている」と語り、買収に向け準備していることを明らかにしている。同社の株価はここ1年間で倍以上となり、時価総額は94億1000万ユーロ(約1兆3916億4400万円)に達している。