インド株価が急回復 新規公開も再び活発化へ

インドの株式市場が回復しつつある。5月から6月にかけ大幅に下落したムンバイ証券取引所の主要株式指数センセックス指数は25日までに底値から約3割上昇した。株価下落を受け見送られてきた企業の新規株式公開(IPO)も再び活発化しそうだ。
 センセックス指数は6月14日につけた8926ポイントから、25日までに11605ポイントまで回復。市場は今後も変動は大きいものの、上昇基調に転じたとの見方が支配的だ。インド経済が昨年の8・4%成長に続き、今年も7%を超えるとみられ、経済全体の強さに変化がないためだ。
 株価回復を受け、IPOを見送ってきた企業も資金調達に動きだした。8月にはソフトウエア大手テック・マヒンドラなど優良企業が相次ぎIPOを実施し、投資家の人気を集めた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、6~7月に減少したIPOによる資金調達規模は9月以降加速し、年間を通せば昨年と同様の2000億ルピー(約5000億円)規模に達するとの見通しを示した。
 センセックス指数は2005年4月~06年3月までに約70%上昇。その後世界的な株価低迷の影響を受け、5月中旬からの1カ月あまりで一気に40%近く下落した。WSJによると、市場では株価が調整局面を経たことで、今後の価格形成が適正に行われるとの期待も大きいという。

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