ヤマシナは9月にも、ドイツのエジョット(バードラースフェ市)の軽合金用タッピンネジ「アルトラックス」のライセンス生産を始める。大口需要が見込める自動車製造業向けを中心に、12月をめどにサンプル品を出荷する。雌ネジが不要で、軸力(締め付け力)が高く加工コストも低減できる同ネジを拡販する。売上高目標は明らかにしていない。
9月にエジョットへ技術者を派遣し研修を受けた後、自社で試験生産を始める。2カ月かけて、耐熱性試験を中心に社内で性能評価を行う。既存のネジ生産設備で生産するため、新たな設備投資の予定はない。
自動車メーカー、部品メーカーを主な顧客ターゲットと位置づける。ただ、自動車への採用は次期の新型車やマイナーチェンジ車が対象。採用までには長い時間がかかるため、製品サイクルが自動車より短い家電メーカーなどへの拡販も視野に入れている。