【中国】クレハ ラップ事業本格化 上海市に販売会社

クレハは8月31日、食品包装用フィルム「クレラップ」などの家庭用品の中国事業を本格化すると発表した。

 上海市に全額出資の販売会社「上海呉羽貿易」を設立、同市を中心に華東地区で営業展開する。同社は、華東地区での2008年度のクレラップ販売計画として、売上高5億円、販売本数500万本を打ち出している。

 中国では、経済発展と並行して、冷蔵庫や電子レンジが普及、家庭で食品包装用フィルムの利用が進んでいる。

 現在は、現地メーカーが製造する廉価のポリエチレン製フィルムが主流だが、クレハは、ポリエチレン製に比べ、耐熱性、粘着性などに優れた塩化ビニリデン製のクレラップのテスト販売を、04年から展開。マーケティング活動の結果、価格は2~3倍高いが、高機能製品に潜在需要はあると判断、本格販売を決定した。

 クレハの競合となる旭化成は、すでに04年4月から、塩化ビニリデン製食品包装用フィルム「サランラップ」の中国市場投入を始めている。現在、北京、上海、広州、深センの4都市の大型スーパーなどで販売している。

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