山本工作所、バグフィルター式集塵機をセメント業界へ拡販

山本工作所(北九州市八幡東区、山本雄造社長)は、セメント業界向けのバグフィルター式集塵機(しゅうじんき)の拡販に乗り出した。セメントキルンや仕上げミルで発生する排ガスの処理に使われている電気集塵機(EP)の代替需要の掘り起こしを狙っている。低コストで環境負荷を低減する設備として普及を目指す。

 バグフィルター式集塵機は排ガスを通過させることで排ガス中のゴミを円筒形の濾布の表面に付着させ、はく離、回収する。05年5月に太平洋セメントの熊谷工場(埼玉県熊谷市)で工事を行ったのを皮切りに、EPの代替設備としてバグフィルター式集塵機の営業を強化してきた。

 07年2月に稼働予定の秩父太平洋セメントの秩父工場(同県深谷市)向けにも納入が決まった。

 セメント業界では原料や燃焼材料として産業廃棄物を利用する動きが広がっており、排ガスに含まれる含塵量の低減が求められている。

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