ソディック、複合加工機を開発 ワイヤ放電とウオータージェット

ソディックは31日、ワイヤ放電加工機とウオータージェット加工機を複合させた構造のハイブリッドワイヤ放電加工機「ハイブリッドワイヤ」を世界で初めて開発したと発表した。

 自動車用金型などを製造するプレス金型業界の製造現場で求められている高速、高精密、高付加価値の要求に対応。ウオータージェット加工機の高速性と、ワイヤ放電加工機の高精密・高付加価値という特徴を組み合わせることで画期的な性能を生み出した。

 最初の作業工程の荒加工については、従来機に比べ70~100倍という超高速加工を可能にした。また2機種を複合することで設置スペースも大幅に削減。電極や鉛筆の芯などに使用されるグラファイト材を加工する際に粉塵(ふんじん)が飛散せず、環境にもやさしいエコロジー対応機になっている。

 年内に受注を開始し、生産は5台から行い、最終的には月産5~10台まで引き上げる。予定価格は3500万円から。9月に米・シカゴで開催される「IMTS2006」に出展する。