日興 豪州自動車リースを買収

日興コーディアルグループの豪州投資会社、日興プリンシパル・インベストメンツ・オーストラリアは1日、豪州の大手銀行グループ、オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)から自動車リース子会社のエサンダ・フリート・パートナーズ(EFP)を買収することで合意したと発表した。

 EFPは、自動車や重機、トラックなど5万台以上の車両を保有する大手自動車リース会社。豪州で3位、ニュージーランドで2位の市場シェアを持つ。負債を含めた企業価値は16億5000万豪ドル(約1485億円)で、買収額はこれに相当する。

 今回、日興は自動車リース分野で豊富な経営キャリアを持つEFPの元社長と共同で買収を実施、買収後にこの元社長を新たな経営トップとして送り込む。

 新経営陣と協力して保有する自動車リースを証券化し、投資家に販売する連携にも取り組む方針。企業価値を高めたうえで、株式上場や同業他社への保有株式の売却で投資収益を回収する。

 日興はこれまで国内で、西武ホールディングスや、ソニーが分離したソニープラザなど消費者関連事業の持株会社スタイリングライフ・ホールディングスなどに総額3300億円の投資実績があるほか、英投資子会社が4月に現地の大手債権買取会社、カボットを買収するなど日英で投資事業を展開していた。

 今後は、英国との緊密な経済・政治関係から英投資会社の人材やノウハウを活用できる豪州、インドでの投資案件を積極的に開拓する方針を打ち出しており、今回の買収案件が第一弾になる。

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