住宅金融公庫は1日、個人向け住宅融資の基準金利を3・60%(現行3・75%)に引き下げると発表した。引き下げは3カ月ぶり。日銀の追加利上げ観測後退などによる長期金利の低下を反映した。5日の申し込み分から適用する。大手銀行も1日からの住宅ローン適用金利のうち、長期固定型は8月と比べ引き下げており、長期住宅ローンの利下げ傾向がはっきりしてきた。
三菱東京UFJ銀行は15年、20年固定型で、三井住友銀行は10年超から35年以内までで、それぞれ0・05~0・2%引き下げた。りそな銀行も5年物、10年物などで0・05%下げた。先行して見直していたみずほ銀行は、2カ月連続で全期間を据え置いた。
一方、短期住宅ローンは、7月のゼロ金利政策解除後の短期金利の上昇傾向を受けて、三菱東京UFJは1年固定、2年固定は0・05~0・15%引き上げた。ただ、各行とも期間限定のキャンペーンなどで独自色を競っており、実際の借入金利は、店頭適用金利より低めとなっている。