ギャラクシーエアが10月末、航空貨物運送に参入

陸運大手の佐川急便などが設立した貨物航空会社、ギャラクシーエアラインズ(東京都大田区)は1日、国土交通省から事業許可証の交付を受け10月31日から貨物航空機を使用した運送事業を始めると発表した。

 同社は当初、今年8月22日からの事業開始を目指して準備を進めてきたが、使用する飛行機の整備に必要な部品の調達が遅れ、事業開始時期を延期していた。

 計画では、10月31日からエアバス社製の貨物専用機「A320zB4-622R」を使用し、東京(羽田)-新北九州空港間、東京-那覇空港間で貨物輸送サービスを始める。順次、東京-新千歳空港(北海道)など、他の路線についても参入を検討する。同社によると、貨物輸送サービスは佐川急便に限らず、他の陸運各社などにも広く提供する。

 現在、宅配便は年間30億個程度の物量があるとみられるが、このうち15%程度が翌日配達に対応していないとみられている。例えば首都圏は、北海道や九州方面への宅配便を中心に翌日配達ができないケースが多いという。同社はこうしたエリアへの翌日配達を、より加速したい陸運各社に貨物航空ルートを提供していく。

 合わせて同社は、事業開始が2カ月程度遅れたことから、2006年度の売上高を当初計画の33億円から27億円に下方修正した。

 同日記者会見した若佐照夫・ギャラクシーエアラインズ社長は「スタートが遅れたことを深くお詫びします。今後は翌日配達地域の拡大という最大のメリットとビジネスチャンスを顧客に提供していきたい」と抱負を述べた。

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