日立造船メカニカル、韓国社から高温高圧反応器28基を一括受注
日立造船メカニカル(HMC、熊本県長洲町、松分久雄社長)は、韓国の石油精製大手、エス・オイルコーポレーション(ソウル市)から、石油精製の際に硫黄成分を除去するプロセスで必要な機器である高温高圧反応器(リアクター)合計28基を一括受注したことを明らかにした。受注総重量は1万1000トンで、受注額は130億―140億円とみられる。同社の反応器の受注案件では過去最大規模。09年6月までに納入する。
HMCは日立造船100%出資のプロセス機器専門メーカー。受注した反応器は重油をナフサやガソリンなどの白油にグレードアップするプロセスの中で最重要機器の一つ。
通常、石油精製プラントの直接脱硫用に使われる高圧反応器は鍛造素材を用いて製作されている。しかし、最近は鍛造素材が不足しているうえ、ユーザーの納期短縮ニーズが高い。