「ロハス」企業に融資 政投銀が初 ヨガ事業評価

日本政策投資銀行は、国内に14店舗のヨガスタジオ「STUDIO YOGGY」を展開するベンチャー企業、ロハスインターナショナル(社長・河村光庸氏、東京都港区)に2000万円を融資した。ロハス社は、日本でも注目を浴び始めているロハス系ベンチャー企業。

 政投銀は、IT(情報技術)やコンテンツなどを手がけるベンチャー企業への融資実績はあるが、ロハス系への融資は初めて。「ロハスが新しい産業として育つ契機になれば」(政投銀新産業創造部)と期待している。

 ロハス社は2004年2月の設立。高レベルの講師陣と、洗練されたオリジナルのヨガプログラムに特徴があり、ヨガスタジオのほか、ヨガ関連商品の販売なども手がけ、健康や環境に配慮したサービス、商品の提供を積極的に進めている。講師をオフィスに派遣する事業も今後本格化する方針だ。

 政投銀はロハス志向の消費者に人気の高いヨガビジネスの市場が今後、急成長すると判断。クオリティの高いサービス、商品を提供している点などを評価し、ロハス社への融資を決めた。

 融資は、政投銀があらかじめ決めた価格でロハス社の株式を取得できる新株予約権付き融資の形態で8月末に実施。ロハス社はこの資金を設備整備などに充てる。

 新株予約権付き融資は、土地や建物など担保がないベンチャー企業でも資金調達できる手法の一つ。政投銀はベンチャー企業支援のため、知的財産権担保融資などとともに力を入れている。

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【用語解説】ロハス(LOHAS)

 Lifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字をとった造語で、地球環境保護と健康な生活を最優先とし、人類と地球が共栄共存できる持続可能なライフスタイルの総称。1990年代後半に米国で生まれた新しいビジネスコンセプトで、日本では2004年後半からマスメディアに頻繁に登場し、知られるようになった。

 米国の社会学者のポール・レイ氏とシェリー・アンダーソン氏は、ロハスな価値観を持った人々が全米人口の26%にあたる5000万人存在し、その消費市場も30兆円に上ると発表している。

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