米証券大手メリルリンチは5日、米銀第8位ナショナル・シティーの住宅金融部門ファースト・フランクリン・フィナンシャルを13億ドルで買収することに合意したと発表した。サブプライム融資事業の拡大を目指す。
メリルリンチは、住宅ローンを証券業務に組み込むことで増益につなげ、競合他社のベアー・スターンズやリーマン・ブラザーズなどとの競争を強化することを狙う。
買収には、ナショナル・シティー・ホームローンサービスとオンライ住宅金融のネイションポイントも含まれる。メリルによる買収後も、現行の社名で事業が展開される予定という。
ナショナル・モーゲッジ・ニュースによると、ファースト・フランクリンの06年4─6月の融資額は67億ドルで、サブプライム融資事業では第10位となった。05年の融資額は296億ドルだった。
メリルリンチは、規制当局による承認を待ち、第4・四半期には買収を完了したいとしている。