三菱アルミニウム(東京都港区、北村光一社長)は、中国など海外でカーエアコン用多穴管の生産・販売を加速する。中国の生産・販売拠点である蘇州菱富呂業(江蘇省蘇州市)では、アルミ押出機1基を増設して生産能力の倍増を検討する。さらにインドの需要も取り込み、08年度には現在の世界シェア35%を40%にまで拡大する。
蘇州菱富呂業は4月に操業。月産能力200トンに対して現在の生産量は月間50トン。日系の大手カーエアコン用熱交換器メーカーから製品評価を得ており、12月までには現地メーカー分を加えて同160トンまで増える見通し。このため顧客の生産計画を見極めた上で、07年度に押出機の増設を判断する。設備投資額は7億―10億円を想定している。
中国拠点で月間400トンの供給体制が整うと、米国、タイを含めた海外3拠点を合計した月産能力は現在比13・8%増の同1650トンとなる。