神鋼環境ソリューションはグラスライニング製反応機(リアクター)など医薬、石油化学、電子材料分野向けのプロセス機器で攻勢をかける。ユーザーニーズを具現化する差別化商品の開発に弾みをつけると同時に、ロット化比率を高めた低価格商品群もラインアップ。国際競争のもとで生産工程の効率化を迫られている顧客の設備増設・更新需要を取り込む。積極策を通じ、主力のリアクターで5割強の国内シェアを早期に7割に高める。
グラスライニング機器は耐酸性や洗浄性に優れることから、医薬や石化プラントのリアクターに多用されている。国内市場規模はおよそ100億円で、同社と日本ガイシが市場を二分している。
足元の需要は石化や電子材料各社の旺盛な設備投資で好調だが、将来に一服感が出てくることも予想される。このため既存製品の改良を進めることで競争力を高める。