カワサキプラントシステムズ、石綿を高温で無害化するシステム販売
カワサキプラントシステムズ(神戸市中央区、林敏和社長)は、アスベスト(石綿)をプラズマアークの高温で溶融・無害化する処理システムを実用化し、販売する。処理能力は1日当たり4トン、30トン、90トンの3タイプ。アスベストを固化ガラス化して20分の1程度に減容・無害化する。価格は4トンクラスで数億円。
廃棄物の灰溶融炉で実績のあるプラズマ溶融炉を中心にした炉で、難処理有害廃棄物の効率的な無害・再資源化が図れる。実証試験では飛散性の白石綿や青石綿、建材スレートを高温熱分解し、すべて無害化できることを確認した。
1500度C以上で高温熱分解し、溶融ガラス層の上面で3000度―5000度Cのプラズマアークにさらすことで有機物は元素体まで分解。アスベスト類は溶融・固化する。金属成分は回収し、固化ガラスは一般産業廃棄物として処分できる。