中部電など、極低温パルス管冷凍機を開発-出力2倍の300ワット
中部電力は6日、従来に比べ出力は2倍、連続運転可能な時間は10倍の極低温パルス管冷凍機をアイシン精機と共同開発したと発表した。07年6月から08年3月にかけ、試験運転する超電導電力貯蔵装置(SMES)に組み込んで性能を実証。08年の商品化を目指す。
極低温パルス管冷凍機は、マイナス100度C以下の冷却が可能な冷凍機で、ヘリウムガスが膨張時に熱を奪う作用を利用する。共鳴画像診断装置(MRI)やリニアモーターカーにも利用されている。
今回開発した冷凍機は、ヘリウムガスを膨張させる部分を従来の1気筒から2気筒にし、マイナス198度C時の出力を300ワットに高めた。
課題だったピストン部分は摩擦が極めて小さく劣化しにくい構造とし、出力150ワットの場合で連続運転可能時間を従来比10倍の5万時間に伸ばした。