AP通信によると、金融機関の現金自動預払機(ATM)などへの導入が進んでいる生体認証(バイオメトリクス)システムが、10月からイタリアの公立学校にも本格導入されることになった。
新システムの導入対象はイタリア全土の小学校とローマ市内の中学校、高校の食堂。これまで生徒がそれぞれ端末機に学生番号を入力していた方式に代わり、指紋読み取り端末機に指を差し込むだけで、昼食やコーヒー代金の支払いができるようになる。生徒は指紋の提供を拒否することもできるという。
ローマ市当局は、システム導入がランチタイムの混雑解消と利便性の向上に役立つと説明しているが、保護者の間には、子どもの指紋が悪用されかねないとの不安の声も出ているという。