関空の米航空2社、奨励金もらったのに1年で撤退

関西空港での新規路線開設からわずか1年で撤退する米航空2社に対し、地元自治体や経済団体などでつくる「関西国際空港全体構想促進協議会」が、路線開設への奨励金として計約3000万円を支給していたことがわかった。

 近く、さらに計2500万円を支給するという。奨励金には自治体の公金も投入されているが、協議会側に返還請求や支給拒否を認める規定はなく、協議会事務局の大阪府は「これほど短期間での撤退は想定外。『税金の無駄遣い』とのそしりを受けかねない」として奨励金制度の見直しを検討する。

 協議会は、来年8月の第2滑走路供用開始に向け、航空会社の誘致を後押しする目的で昨年4月、奨励金制度を創設した。