三井化、強度・加工性と高速崩壊両立した生分解性ポリマーを開発
三井化学は脂肪酸ポリエステルをベースにした高速崩壊型の生分解性ポリマーを開発した。強度・加工性と高速での崩壊を両立し、用途の大幅な拡大が期待できる。
崩壊時間に応じて「生分解性超分子ポリマー」「生分解性ダイナミックポリマー」「PAL分解促進型生分解性ポリマー」の3種類あり、最終的に水と二酸化炭素に分解する。衛生材料や建設、農業向けとして4、5年後の量産を目指す。
生分解性超分子ポリマーは崩壊時間が数分―数時間で、自重の15倍の水を吸収する。同ダイナミックポリマーは崩壊時間が数時間―数日で空気中ではポリエチレンと同等の強度を持つ。PAL分解促進型生分解性ポリマーは基材に混ぜたポリアスパラギン酸とポリ乳酸の触媒で分解する。