東急建設は軌陸式重量物運搬台車「ツーウェイキャリア」を開発した。地上走行用のタイヤと線路用の車輪を装備、高架橋の柱やスラブなどの大型部材を搭載したまま鉄道線路に乗り込み自走できる。施工場所までの運搬距離が短くなり、工期短縮につながる。
同運搬車を東京都大田区の京急蒲田駅付近の連続立体交差工事に導入した。動力は低騒音・低排出ガス型発電機で近隣環境にも配慮。台車の大きさは幅2・73×長さ7・46×高さ2・6メートル。最大積載量は25トンで、地上では最大時速0・35キロメートル、線路では同1・8キロメートルで移動が可能。
従来は終電後に作業基地から施工場所まで軌道走行用運搬車で搬送する手間がかかっていた。今後さらに改良を加え、作業時間や作業場所の制約が多い都市鉄道工事に導入を進めていく。