大林組は25日、汚染土壌を洗浄した水を完全再利用できる土壌洗浄プラント「アールキュービック土壌洗浄システム」を開発、汚染土壌リサイクルを手がけるサン・ビック(愛知県半田市)の姫路事業所(兵庫県姫路市)に納入したと発表した。従来の土壌洗浄システムでは洗浄水やすすぎ水のすべてを再利用することは難しかったが、新たに開発した薬剤と水処理技術で100%の循環使用を実現した。プラント運転コストも従来より20%削減できる。
同システムは完全循環型の定位置式浄化設備で、撹拌混合、磨砕、脱水などの各装置で構成。大林組が設計からプラント製造支援、プラント建設まで全工程のエンジニアリングを手がけた。汚染土を現場で処理する場合に使う高精度分級システムや高効率のすすぎシステムなどの技術を一部改良して活用した。