タイコエレクトロニクスアンプ(川崎市高津区、江部秀社長)は、周囲温度150度Cの環境に対応できる高耐熱ホールセンサーを開発した。独自のU字磁石(図)を採用し、ホールICにより磁性体の接近を検知する仕組み。非接触のため機械的センサーより耐熱性が高く、構造的に小型化などが可能。従来の非接触センサーに比べて大幅な低価格を実現した。サンプル価格は1200円。07年1月に発売する。半導体分野などを中心に年間10万個の販売を目指す。
新センサーはU字磁石の凹部分に生じる磁界ゼロ領域にホールICを固定し強磁性体(対象物)が接近すると磁束の変化を感知して信号を切り替える。
従来の非接触センサーに比べてU字磁石は磁束密度を小さい領域で制御できる利点があるほか、高耐熱性のサマリュウムコバルト磁石を使い、耐熱温度を向上させた。