住友化学は韓国の石油精製最大手であるSKにエチレン・プロピレン合成ゴム(EPDM)の生産を委託した。住化は千葉工場(千葉県市原市)に年産能力4万トンのEPDMプラントを持つが、自動車向け中心の需要増で供給能力が不足しているため。今回の委託生産でも供給能力の不足は解消しないことから、住化は2010年以降に年産能力7万―8万トンのプラントを増設する方向で検討を始めており、早ければ今年中にも結論を出す。
住友化学は89年にSKグループの油公と合弁で蔚山市にEPDMの生産拠点を建設。採算が悪化したため同設備をSKに譲渡して合弁から撤退して以降、生産設備は遊休化していた。これをSKが再稼働するのにともない、技術ライセンスを再供与するとともに生産を委託することにした。
SKのEPDMプラントの年産能力は2万5000トン。委託する生産量は明らかにしていない。