TDK、体積を約38%小型化したコモンモードチョークコイル開発
TDKは従来製品比で体積を約38%小型化したコモンモードチョークコイルを開発、発売した。電源用のノイズ対策部品として使用するコイルで、新開発したフェライト材「HS12材」を採用することで高性能を実現した。定格電流が0・20・3アンぺアのコイルから20・0アンぺアのコイルまで全8機種をそろえた。サンプル価格は200―500円。月産100万個を目指す。
HS12材は、磁束が物質の中を通過する際の通りやすさを示した透磁率が高い素材で、特にノイズ規制のある150キロヘルツ以上でも高透磁率を維持できる。同コイルのコア部分に使うことでインダクタンス特性と呼ばれるコイルの基本性能の引き上げが可能。従来製品と同一サイズにすると、インダクタンス特性を60%向上させるか、または定格電流を約26%向上させることができる。