三井住友銀行は8日、住宅ローンや資産運用の顧客獲得のため、テレビ電話などによる説明機能を備えた無人相談コーナー「バンクTV」を住宅展示場や商業施設に本格的に展開する方針を明らかにした。日銀のゼロ金利解除で金利が変動し、住宅ローンや資産運用をめぐる各行の競争が激化する中、銀行の店舗外でも気軽に相談できる環境を整え、顧客の囲い込みを狙う。
バンクTVは、コールセンターのオペレーターと高速回線でつながったテレビ電話などを個室に設置。利用者はモニター画面に映った資料を確認しながら、窓口と同じように住宅ローンや資産運用について相談できる。バンクTV1台の製造費用はATM(現金自動受払機)と同程度といい、低コストで支店が網羅できないところに設置でき、顧客の利便性も高められると判断した。
すでに、イトーヨーカドー川口店とNEC玉川事業場にバンクTVを設置。予想を超える利用者があったことから、年度内に住宅展示場や大型スーパー、取引先の企業内など20~30カ所に設置する方針。