インターネットを通じた人材募集・紹介業を手掛ける米モンスター・ワールドワイド(Nasdaq:MNST)は9日、アンドリュー・マッケルビー会長兼最高経営責任者(CEO)が辞任したと発表した。同社は、幹部へのストックオプション(自社株購入権)付与方法について調査を受けている。
後任CEOには、2002年10月から同社最高執行責任者(COO)を務めているウィリアム・パストーレ氏が就任する。マッケルビー氏は、取締役会にとどまるとともに、名誉会長に選任された。
モンスターは1997年から2001年までの間、ジェームズ・トレーシー元社長を含む幹部に、付与日が有利な日付になっているストックオプションを付与していた。6月のウォール・ストリート・ジャーナルの分析によると、こうした有利な条件に偶然なる確率は約900万分の1とみられる。モンスターは6月、マンハッタンの連邦地検から、ストックオプションに関する資料の提出を求める召喚状を受け取っている。
ストックオプション付与日操作の疑いで調査の対象になっている企業は100社を超えており、同社もこれに含まれる。モンスターは9月19日、かなりの年数にわたる年次報告書の修正・再表示をする可能性が「非常に高い」としている。また、長年同社の法務部長を務めていたマイロン・オレスニキイ氏を即日、停職処分にしたと発表した。