ヒュービットジェノミクス、孤発性パーキンソン病の原因遺伝子発見
ヒュービットジェノミクス(東京都千代田区、一圓剛社長)と山形大学医学部の研究グループは2日、孤発性パーキンソン病の原因遺伝子として「Gたんぱく質共役型受容体キナーゼ5(GRK5)」を共同で発見したと発表した。
パーキンソン病患者のデオキシリボ核酸(DNA)を用いた遺伝統計解析により発見した。また病理的・生化学的解析によりGRK5は病変部位に存在し、たんぱく質をリン酸化して核周部に移動、重合体を形成することで発症に関与する可能性が示唆された。
この結果、GRK5の酵素の活性を調整することで、パーキンソン病の進行を抑制する根本的な治療薬を開発できる可能性が広がったという。
日本人のパーキンソン病の有病率は人口10万人当たり約120人。患者の大半は発病メカニズムが不明な孤発性であり、治療法も対症療法が中心となっている。