WSJ-コダックの次期CFO、業績改善策を楽観視

米写真用品大手のイーストマン・コダック(NYSE:EK)の次期最高財務責任者(CFO)、フランク・スクラースキー氏(49)は、「この職務を引き受けたのは、同社が取り組んでいる大掛かりな業績改善策が成功する確率が高いと判断したためだ」と語った。

ダイムラークライスラー(NYSE:DCX)、パソコン大手デル(Nasdaq:DELL)の財務部門を経て、2004年から食品大手コナグラ・フーズ(NYSE:CAG)のCFOを務めている同氏は、「少なくとも、私がこれまでに経験した職場と同じくらい魅力的なシナリオだ」とした。クライスラーは、同氏が在籍していた1980年代前半、危機にひんしていた。

同氏は30日に執行副社長としてコダックに入社し、11月13日にCFOに就任する。

コダックの現CFOであるロバート・ブラスト氏(63)は、来年1月30日に退職すると発表していたが、退職予定が2月に延期となった。

株主総会の開催日程も、11月15日から来年2月8日に延期した。1月後半予定されていた業績見通しについての年次説明会も、2月の株主総会に統合する。

コダックは、フィルム関連事業からデジタル画像関連事業への転換を図っている。スクラースキー氏は、コダックのブランド力と知的財産権の豊富さに魅力を感じているという。また、「コダック経営陣に会い、業績改善策の背景にある協調性を垣間見て、勇気づけられた。こうしたことは、それほど多くの企業でみられるわけではない」と語った。

同氏は、債務を圧縮するためにレントゲンフィルムなどのヘルスケア関連事業を売却するかどうかについてコダックが下す決断は、推進中のリストラに大きな影響を及ぼすとしている。同社は今年、同事業の選択肢について検討する方針を明らかにしていた。同氏によると、年内には結論が出る見通しだという。

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