大手損保2006年上期営業成績 損保ジャパンと三井住友海上が減収

業務停止による影響

 大手損害保険6社の2006年上期(4~9月)の営業成績が5日出そろった。大量の保険金の支払い漏れなどの不祥事で2週間の業務停止命令処分を受けた損害保険ジャパンと三井住友海上火災保険が、一般事業会社の売上高に相当する収入保険料の減収を余儀なくされた。

 三井住友海上の収入保険料は前年同期比0・6%減と、2001年10月の合併以来初めてマイナスに落ち込んだ。損保ジャパンは同1・3%減と、03年上期以来の減収になった。

 9月単月の営業成績でも、損保ジャパンが前年同月比2・0%減、三井住友海上が同7・6%減と依然として厳しい状況が続いており、「一刻も早い信頼回復を図りたい」(三井住友海上)としている。

 一方、2社を除く大手損保4社の上期の収入保険料はそろって増収を確保した。特に高い伸びを見せたのは、東京海上日動火災保険とあいおい損害保険で、それぞれ前年同期比4・2%、3・0%増えた。

 主力商品の自動車保険の好調で、昨年問題となっていた自動車保険の単価下落に歯止めがかかった。自動車保険以外でも企業向けの賠償責任保険なども高い伸びをみせており、「景気回復による業績の回復で企業向けの販売が伸びている」(ニッセイ同和損害保険)と、景気回復が損保各社の業績の後押しをした格好となった。

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