塩野義薬、北大に研究所-糖尿病など新薬化合物の発見目指す

塩野義製薬と北海道大学は5日、同大学北キャンパス内に塩野義薬所有の研究施設を建設する基本合意書を締結したと発表した。同研究所は共同で使用する。

 北大の持つ糖鎖基盤技術やたんぱく質構造解析といった創薬基盤技術の改良を促進し、糖尿病などを中心とした新薬の基となる化合物の発見につなげる。

 研究所は来春にも着工し、07年12月末に完成する。研究所は4階建てで、延べ床面積は約2700平方メートル。08年4月に稼働する。総投資額は非公表。

 同研究所は20年間の期間満了後、北大に無償譲渡する。塩野義薬から派遣する研究人員数などの詳細は今後詰める。

 塩野義薬はこれまで北大に対し、03年―07年度までの寄付講座として「生命分子機能学講座」を設けている。また、02年度から糖鎖での共同研究を行っているものの、施設を建設して本格的な共同研究に取り組むのは今回が初めて。

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