北越・大王 製紙連会長の辞任を要求

日本製紙連合会の副会長を務める北越製紙と大王製紙が、鈴木正一郎会長(王子製紙会長)の辞任を求める文書を事務局に提出していたことが14日、明らかになった。王子は今夏、北越に対し敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛け失敗に終わったが、業界内の不信感が依然として尾を引いているようだ。

 北越、大王両社は、社長名で文書を提出。北越は文書の中で、王子による敵対的TOBについて「業界全体に亀裂を生じさせた責任は極めて重大」と指摘した。鈴木氏が会長である間は、会員の相互信頼が保てず、製紙連合会の活動を続けられないとしている。

 北越の三輪正明社長と大王の二神勝利社長は、9月20日に開かれた製紙連合会の理事会を欠席。また、大王のグループ会社社長が、鈴木氏が会長を続けることに異論を唱えていた。