明星金属工業(大阪府大東市、上田幸司社長)は、07年度に自動車部品用プレス金型工場の室温を一定に保つ恒温設備を導入する。温度変化による工作機械のひずみを防ぎ、高精度な金型の自動加工体制を築く。投資額は数千万円。今後導入する工作機械にも恒温設備の併設を検討し、プレス金型の競争力向上につなげ受注拡大を図る。
恒温設備を導入する対象は、06年初めに新設した門型マシニングセンター(MC)の高速形状加工機と、門型MCの大型5面加工機。プレス金型の粗加工と仕上げ加工用に購入した。両機のスペースを仕切り空調機を入れて、恒温管理する方式などを検討している。
温度変化で工作機械のベッド(土台)などが熱変形し、加工精度が下がるのを防ぐ。工場全体や同スペースを密閉して恒温化する方式は、コストや設備配置の制約から採用しない。両機以降に新設する工作機械にも恒温設備の導入を検討する。