アクアス(東京都目黒区、佐藤英子社長)は、ビルなどの空調用冷却水を回収・再利用する「冷却水回収システム クールエコ」を製品化した。廃冷却水の排水量を減らして環境負荷を低減するとともに、都心など水道料金の高い地域では水の補給コストの削減に役立つ。地域冷暖房の運営会社など大口需要家向けに2年間で20台の販売を見込む。
ビルの屋上に設置されている冷却塔は、冷却水を蒸発させて空調システムの熱を大気に放出している。蒸発により不純物の濃度が高まった冷却水は外部に排出していた。
同社が製品化した新システムは、この排水を限外濾過膜(UF膜)と逆浸透膜(RO膜)の2膜で純水に近いレベルまで濾過して再利用する。
節水効果は百貨店や大型オフィスビルで使う冷凍能力3000冷凍トンのシステムで年間約4000立方メートル。