著名投資家のカール・アイカーン氏は、米医薬品イムクローン・システムズの取締役らに対し、会社の将来性に自信を示しながら自社株売却で利益を手にしたことを強く批判した。
イムクローンの株式を保有するアイカーン氏は、同社に対する影響力拡大を目指し、取締役4人の解任と自身が推薦する人物の取締役就任を求めている。
イムクローンの株主に宛てた17日付の書簡で同氏は、同社経営陣が抗がん剤「エルビタックス」の開発を適切に行っていないとあらためて批判。また、同社の株価が2004年7月から65%下落したことについて、株主に対する責任を負っていないと指摘した。
一方、イムクローンのスポークスマンは、同社取締役を擁護する立場を明確にするとともに、株主に対してはアイカーン氏に株式を売却しないよう求めている。