前川製作所、冷媒に空気使用で代替フロンを使わない冷凍システム開発
前川製作所(東京都江東区、岩出功社長)は冷媒に空気を使い、代替フロンを利用する従来品の30%の動力で同じ性能をもつ冷凍システムを開発した。温暖化係数の高い代替フロンを使わず、安全で省エネを求める冷凍システムのニーズに応えた。マグロなどの超低温冷蔵や家電リサイクルでの低温破砕などさまざまな用途に使える。08年12月期に市場投入し、初年度は100台以上の販売を目指す。
今回の除湿型空気冷凍システムは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として開発した。除湿機能が付いた熱交換器を使い、庫内温度がマイナス60度Cの場合、エネルギー消費効率(COP)を従来品に比べ約50%増の0・60まで向上させた。