中京(名古屋市中川区、川瀬幸久社長)は、切削工具の自社販売に乗り出した。これまで木工用と電動工具用の刃物を自社販売する半面、切削工具はOEM(相手先ブランド)生産のみだった。木工用の市場が縮小する中、新たに金属加工用を販売し、事業領域を広げる。扱う製品はダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素(cBN)に特化した切削工具を中心とする。特別仕様品を1本から受け付ける。特別仕様に対応することで、技術の蓄積と、ブランド力の向上につなげる。
同社は木工用、電動工具用の刃物を主力とし、切削工具はOEMのみだった。02年に中国とタイに販売子会社を設立し現地で切削工具を自社ブランドで販売している。現地の日系自動車メーカーなどに納入実績を積んできた。その後、中国では工具の製造も始めている。