住友電気工業は電線などを扱う国内長距離の輸送手段をトラックから鉄道、船舶に切り替える「モーダルシフト」を拡大する。片道が500キロメートル以上の輸送については現在30%程度のモーダルシフト率を2011年までに50%に引き上げる目標を設定した。輸送にかかわる温室効果ガスの発生を抑える。JR貨物などと組んだプロジェクトチームで具体的な手段の検討を進めており、前倒しで目標の達成を目指す。
住友電工はモーダルシフトの推進を狙いにJR貨物などとプロジェクトチームを05年春に発足。双方の意見、要望を持ち寄り、モーダルシフト拡大に向けた議論を行っている。「一緒になって知恵を出していかないといけない」(兒玉千明物流管理部長)としており、プロジェクトを通じて、モーダルシフト率の向上に取り組んでいく。
連携の成果として、鉄道輸送で従来の5トンコンテナに比べ積載効率が高まる10トンコンテナの採用を拡大している。