【中国】日立オムロン、ATM累積販売5000台に

日立オムロンターミナルソリューションズ(東京都品川区)は1日、2000年に始めた中国市場でのATM(現金自動預払機)の販売台数が、月内に累積で5000台に達する見通しになったことを明らかにした。設置ATMの台数シェアは50%以上。中国の金融サービス機械化はスタートしたばかり。同社では今後3年で2倍の販売ペース拡大を予想している。

 日立オムロンの調べでは、中国全土でCD(現金引出機)とATMを合わせた設置台数は9万台弱にすぎない。このうちATMは約10%の9000台強とまだ少ない。

 日本で17万5000台設置されているATMだが、中国の金融当局はATMのみの入金確認をまだ認可していない。このため銀行窓口で人手による確認作業を経る必要があるが、同社では紙幣の真贋(がん)確認や仕分け作業の効率化など、ATM導入が銀行間の市場競争のカギになるとみて、さらなる拡販を図っていく。

 同社製ATMは03年12月に中国最大の国有商業銀行、中国工商銀行で採用され、現在では中国の15行で使われている。将来的なATM入金の認可も見込んでおり、同社は05年度のATM販売実績1700台に対し、08年度には3000台以上の販売を計画している。

 中国でのATM販売は00年に日立製作所が着手した。その後、04年10月にオムロンとATM部門を事業統合して誕生した新会社、日立オムロンとして引き継いでいる。

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